5-1自分だけは大丈夫?リストラ前に点検したい4つの思い込み(第1節/全4節)
この章の要点
- 人は、悪いことは自分には起きない、うまくいくのは自分だ、と考えがちだと言われます。リストラの場面では、この思い込みが準備の遅れや、大きな判断の誤りにつながることがあります。
- 点検したいのは4つです。①自分だけはリストラされないと思っていないか、②周りから「何をやっているかわからない」と見られていないか、③自分の起業や投資だけは成功すると思い込んでいないか、④退職するとき、パートナーを労えるか。
- どれも答えは一つではありません。自分の答えを書き出し、家族や信頼できる人に見てもらうと、思い込みに気づきやすくなります。
問い1:自分だけはリストラされないと思っていないか?
- 会社が黒字でも起きる:近年の上場企業の希望退職は、黒字の会社が多くを占めています(第3章)。
- 対象は年齢などで一律に決まることが多い:「50歳以上」「53歳以上」のように、個人の評価と関係なく対象になる募集が目立ちます(第6章)。
- 「まだ大丈夫」の間に準備の時間が過ぎる:兆しが出てから面談までの期間は短いことがあります(第1章)。
点検の問い - 会社の業績や事業の方向を、最近いつ確かめたか - 自分の年齢・職種・部署が、会社が縮めたい分野に入っていないか(第4章) - もし来月、面談に呼ばれたら、何から手をつけるか答えられるか(第2章)