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9-1退職勧奨の面談の向き合い方|断り方と退職合意書の確認点(第1節/全3節)

この章を通して読む(全節を1ページで)

第9章の節:9-1 9-2 9-3

POINT

この章の要点

面談で何が起きるか

退職勧奨の面談では、一般に次のような流れがよく見られます。

  1. 会社の状況の説明(業績、組織の見直し)
  2. 本人の評価や役割についての説明(「今の部署では役割が用意できない」など)
  3. 希望退職や退職の提案と、条件の提示
  4. 回答の期限の提示

面談は1回で終わらず、複数回にわたることがあります。回を追うごとに条件が変わることも、配置転換などの話が出ることもあります。

その場で答えない・サインしない

断り方

断る場合は、はっきり、短く伝えます。

退職勧奨は、本人が自由に判断できる範囲でのみ許されます。何度も呼び出す、長時間にわたる、大声や威圧を伴う、断っているのに執拗に続けるといった勧奨は、違法な退職強要とされることがあり、損害賠償が認められた裁判例もあると解説されています。どこからが違法かは、回数・期間・言動など個別の事情で判断されます。こうした状況になったら、総合労働相談コーナーや弁護士に相談してください。