17-4再就職支援会社と転職エージェントの違い|誰の味方か(第4節/全6節)
第17章の節:17-1 17-2 17-3 17-4 17-5 17-6
示された再就職先は「あなたの例」ではない
説明会などで「こういう会社に再就職しています」と示される実績は、ほかの人の例です。年齢、職種、スキル、住んでいる地域、家族の事情が違えば、同じ結果になるとは限りません。安心材料にしないことが大事です。自分に当てはまるかは、自分と似た条件の人の例(年齢・職種・年収の変化)を具体的に聞いて確かめます(第18章)。
利用した人の声の傾向(口コミの例)
リストラや早期退職で再就職支援会社や転職エージェントを使った人のブログ・体験記・相談サイトには、次のような声が繰り返し見られます。一人ひとりの体験で、誰にでも当てはまるわけではありません。
- 再就職支援会社
- 書類の書き方や面接の練習、事務所の利用は役に立った
- 紹介された求人は、年収などの条件が転職エージェント経由の求人より低いことが多く、結局は自分で探した求人サイトで決まった
- 再就職までに半年以上かかった
- 就職が決まりやすい求人(契約社員や派遣を含む)を勧められ、希望と違うと感じた
- 転職エージェント
- 50代になると、登録しても紹介される求人がほとんどない、連絡が来なくなった
- 決まりそうな求人では、応募や内定の承諾を急がされた
- 担当者によって、親身さや業界の知識に大きな差があった
- 前職の肩書きではなく、実務ができるかを問われると言われた
どちらも、声の内容は「仕組み」(上の「儲けの仕組み」と「数字の目標」)と重なります。使うときは、仕組みを知ったうえで、自分の判断で使い分けます。
使い分けのコツ
- 両方を使う:再就職支援会社のサポートを受けながら、転職エージェントやハローワーク、知人の紹介も並行します。
- ハローワークも忘れない:公的な職業紹介で、費用はかかりません。失業給付の手続きとも一体です。
- 勧められた理由を聞く:求人を勧められたら、「なぜこの求人が自分に合うと考えたか」を聞きます。
- 決めるのは自分:どの支援者も、最終的な判断の責任は負いません。
相談先
- ハローワーク(公的な職業紹介。費用はかからない)
- 厚生労働省「人材サービス総合サイト」(紹介会社の手数料率などの公開情報)