6-2早期退職の割増退職金の相場と対象年齢|上場企業の発表から(第2節/全4節)
1人当たりの費用の例(結果の開示から)
| 会社(結果の開示) | 応募者数 | 特別損失(見込み) | 1人当たり(概算) |
|---|---|---|---|
| アーレスティ(2024年9月) | 158人(2拠点計) | 約7億円 | 約440万円 |
| ユーグレナ(2025年2月) | 58人 | 約2.6億円 | 約450万円 |
| サンデン(2025年6月) | 330人 | 約19億円 | 約580万円 |
| 東北新社(2026年1月) | 42人 | 約6億円 | 約1,430万円 |
| 三菱ケミカルグループ(2025年) | 1,273人 | 約320億円 | 約2,510万円 |
「1人当たり」は特別損失を応募者数で割った概算です。特別損失には、特別加算金のほか、再就職支援会社の費用などが含まれることがあり、本人が受け取る上乗せ額そのものではありません。また、通常の退職金はここに含まれません。
割増の決め方の例
会社の発表や解説記事では、特別加算金の決め方として次のような例が紹介されています。
- 月給の○か月分(年齢や勤続年数で月数を変える)
- 年収の○%〜○年分
- 会社都合の退職金の○%を上乗せ
- 年齢が若いほど、または定年までの残り年数が長いほど多くする
自分の条件は、会社の募集要項や面談で示される書面で確かめます。示された額を、自分の年収、定年までの残りの年数、再就職後の収入の見込みと比べて考えます(第11章・第13章)。
相場を見るときの注意
相談先
- 会社の人事部門(募集要項・特別加算金の計算方法の説明)
- 社会保険労務士、税務署(退職金の税金)