17-1再就職支援会社と転職エージェントの違い|誰の味方か(第1節/全6節)
第17章の節:17-1 17-2 17-3 17-4 17-5 17-6
この章の要点
- 再就職支援会社は、リストラをする会社(元の勤務先)が費用を払い、辞める社員の再就職を支援します。
- 転職エージェント(有料職業紹介事業者)は、採用する会社から成功報酬を受け取ります。求職者からは、一部の例外を除いて手数料を取れません。
- お金の流れを知ると、それぞれの助言がどちらの利益に寄りやすいかが見えます。どちらも使い方しだいで役に立ちます。
お金の流れで見る違い
| 再就職支援会社 | 転職エージェント | |
|---|---|---|
| 費用を払う人 | リストラをする元の会社 | 採用する会社(採用が決まったときの成功報酬が一般的) |
| 本人の負担 | 原則なし | 原則なし(法律で求職者からの手数料徴収は原則禁止) |
| 支援の中身 | キャリアの棚卸し、書類の添削、面接練習、求人の紹介、事務所の貸し出しなど | 求人の紹介、書類・面接の助言、企業との条件交渉の代行 |
| 支援の期間 | 契約で決まる(数か月〜1年程度が多いとされる) | 決まりはない(紹介できる求人がある間) |
| 相手の利益 | 元の会社との契約を果たすこと、再就職の実績 | 採用を決めること(成功報酬) |
「支援の期間」「支援の中身」は会社ごとに違います。
転職エージェントの手数料の決まり
職業安定法により、有料職業紹介事業者は原則として求職者から手数料を取れません。例外は、芸能家・モデルと、年収700万円を超える経営管理者・科学技術者・熟練技能者です。求職者に費用を求められたら、何の費用かを確かめます。